TREATMENT症状別診療項目

股関節の症状

  • 股関節痛

考えられる疾患

  • 変形性股関節症
病態

先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全によるものが多いが、それ以外にも関節の適合性が悪くなることで荷重時に体重を受ける部分の面積が小さくなっているので、関節面軟骨にかかる荷重が大きい。この荷重が長年に渡りかかり続けることで、荷重部軟骨がすり減ってきます。

治療方針

疼痛が強い時には内服等でコントロールすることもありますが、基本的にはリハビリが治療のメインとなります。

当院でのリハビリテーション
徒手治療(運動器リハビリテーション)

痛みが生じた経緯や現在の症状などを評価し、疼痛や痺れの原因組織を以下の様に特定します。

  • 股関節前面の痛み(筋性、関節包、滑液包、神経性)
  • 股関節外側の痛み(筋性、滑液包)
  • 股関節後面の痛み(筋性、神経性)
  • 股関節内側の痛み(筋性、関節性)

可動域制限や筋力低下で股関節への力学的ストレスが増強し疼痛が惹起されるため、柔軟性と筋力の強化、荷重環境の修正などで疼痛を緩和させていきます。また必要に応じて、杖の使用や体重コントロールも指導していきます。

トレーニング

疼痛がある程度落ち着いてくると、疼痛悪化予防のために筋力強化やストレッチを医療に特化したトレーナーが指導します。セルフケアができる体つくりを目指してトレーニングを行っていくこともあります。

物理療法(温熱療法、電気療法、牽引療法)

消炎鎮痛を目的に物理療法を徒手、トレーニングと併用して実施することがあります。
原因組織や疼痛の強さに応じて医師の指示で実施される物理療法が異なります。