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プレスネット2021年1月号掲載「転倒しない身体づくり」
プレスネット2021年1月号掲載「転倒しない身体づくり」

骨粗鬆症になると転倒による骨折リスクも必然と高くなり、骨折を機に運動機能の低下から閉じこもり、寝たきりになってしまうことも少なくありません。
骨密度の強化を目的に運動負荷が重要であることは言われていますが痛み等の症状で運動不足になっておられる方や転倒恐怖感から運動は大事と分かっていてもなかなか行動できない方も多いと思います。
転倒しない身体づくりを始める前の第一歩としてまずは自分の状態を知ることも大事ではないでしょうか?転倒リスク評価にはバランス機能の評価がたくさんありますが、一部をご紹介させていただきます。
①椅子から立ち上がり、3m先の目標物を往復して座るまでに13~14秒以上かかってしまう。
②片脚立ちが10秒保持できない、片足を持ち上げることもできない。
③肩幅程度に足を広げた立位から足を動かさずにに利き手を前方に突き出す。18㎝程度の目標物まで手を伸ばすまでにバランスを崩してしまう。
①~③はリハビリ現場でよく用いられる評価になりますがバランス練習にもなりますので無理のない範囲でお試しください。