整形外科リハビリテーション科

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プレスネット2021年3月号掲載「自分の呼吸を見直してみませんか?」

自分の呼吸 セラピスト

 新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続いている中、運動不足についてのお話が前回ありましたが、今回は呼吸をテーマにお話しをしていきたいと思います。人は何かしらのストレス反応に自律神経の調整で身体のオン・オフを切り替えていると言われています。自粛生活などストレス社会を生きる私達は体のオン状態が長くなるため、交感神経が優位で呼吸が浅く、早くなりやすい傾向にあるようです。深い呼吸がいつの間にかしづらい状況になっているかもしれません。現在の呼吸状態をチェックしてみましょう。
 自然に息を吐いた所から鼻をつまんでまた吸いたくなる時間を測ってみてください。10秒未満では呼吸量が非常に多く、適切な酸素提供ができていない可能性があります。10秒以上20秒未満でもまだ呼吸量が多く、心身に様々なストレスをかけると息切れや疲労が出やすい可能性があります。20秒以上40秒未満では呼吸量は問題ありませんが40秒以上の方理想的な量で脳と体全体に適切な酸素提供ができていると考えられています。息を吸いすぎている人はまずしっかり吐くことを意識し、次に吸うまでに3秒から5秒待ってから吸う練習をしてみてください。

プレスネット2021年3月号掲載「自分の呼吸を見直してみませんか?」