こんにちは！
のぞみ整形外科クリニック寺家　セラピスト部主任　理学療法士の山本雄太です。

ブログを投稿させて頂くのは随分と久しぶりになります。この度は私が外部活動として携わっている、社会人野球のトレーナー活動について簡単にお話をしたいと思います。トレーナー活動とはいっても、実際に何をしているのかイメージが湧かない学生の方も非常に多いのではないのでしょうか。現場で何を求められているのか、その為には何が必要であるの
私が理学療法士ということもあり、まず真っ先に求められるのは選手の怪我のリハビリになります。痛みがあることでパフォーマンスが低下している、もしくは試合に出場することが困難である、そういったような選手に対して現場または当院でリハビリをすることによって、試合でプレーできる状態に改善させていくことが求められます。これと類似している内容にはなりますが、傷害予防もとても重要な仕事になります。前記したように痛みが生じてしまうと試合に出場することが困難になります。そういった状態になってしまう前に予防することが非常に大切になります。その為には、日頃から選手の状態をチェックすることや、既往歴を確認することで今後起こり得る症状を予測することが大切になります。また選手からはパフォーマンスアップへの要望が来る場合も数多くあります。球速の向上、飛距離の向上などがわかりやすいかと思います。その為には筋トレの知識や身体コントロールの知識、競技の特性、世の中にたくさん溢れている研究結果の熟読、選手の運動感覚など、書ききれないくらいの要素がトレーナーの知識技術として必要となります。

ここまで読んで頂くとトレーナーって大変だな、苦しいな、やりたくないなと感じてしまう学生さんもいると思いますが、楽しいことも沢山あります。このブログを書いている時期に第48回日本選手権大会中国地区最終予選が開催されていました。中国地区の第一代表・第二代表になれば京セラドーム大阪にて開催されます日本選手権大会に参加することになります。結果は見事第一代表を勝ち取り、11月に開催されます日本選手権大会への切符を手にしました。私自身トレーナー活動を初めて3回目の全国大会出場となりますが、全国大会出場を決めた瞬間というものは何度味わっても格別で、言葉で表すことができない最高の瞬間です。この瞬間にこれまでの全てが報われる思いと、選手への感謝の気持ちで一杯になります。また怪我でリハビリをしていた選手が試合に復帰している姿を見ることもとても幸せな瞬間で、それまでのリハビリが走馬灯のように蘇ります。ほんの一例ではありますがトレーナーをしていて良かったと心から思える瞬間です。

また大会期間中に何をしているのかと言いますと、試合日の試合前はウォーミングアップの補助や徒手療法でのコンディショニング、必要によってテーピング。試合中は補食やアイシングの準備、アクシデント対応（デッドボールや不慮の外傷）、試合後は宿泊先に戻りリカバリー目的としての徒手療法やアクシデント対応の継続などを行います。空き日は練習の補助やコンディショニング対応を行います。多忙な大会期間中になりますが、1番しんどい思いをしているのは間違いなく選手ですので、労いの言葉をかけながらケアするようにしています。
怪我のリハビリや傷害予防、これらには圧倒的な知識と技術が必要になること。現場では咄嗟の判断が必要で、これが選手の状態を左右してしまう可能性があること。試合後も休まることなく選手のケアを行なっていくこと。決して楽しいことばかりではないですが、現場に出ないと味わうことができない達成感ややりがいを感じることもできます。のぞみでは、外来リハビリや通所・訪問リハビリに加えこのようなトレーナー活動を行うチャンスもあります。トレーナー活動に興味のある学生さん、是非ともお待ちしております。

======================================

のぞみ整形外科スタジアム前クリニック
732-0804
広島市南区西蟹屋4-8-35
082-262-2000

のぞみ整形外科クリニック西条
739-0021
東広島市西条町助実1182-1
082-422-6000

のぞみ整形外科クリニック寺家
739-0041
東広島市西条町寺家4720
082-422-0009

のぞみ整形外科ヒロシマ
731-5106
広島市佐伯区利松3-6-30
082-929-0009

のぞみ整形外科リクルートサイト
======================================

人事採用ブログ”～社会人野球のトレーナー活動とは？～”