CLINIC NEWS新着情報

リビングひろしま7月23日号掲載

Q 親の「もの忘れ」が多くなり、これから先が不安です。認知症への理解を深めるために、できることは?(49歳・女性)

A 誰でも年齢に伴って、物覚えが悪くなったり、人の名前が思い出しにくくなってきます。こうした「もの忘れ」は脳の老化によるもの。しかし「認知症」は老化による「もの忘れ」とは違い、何らかの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態をいいます。その人がその人らしく生き続けられるように環境を整え、慣れ親しんだ地域でこれからも安心して生活し続けられるようにすることが、認知症進行予防にもつながります。

 認知症の方が地域で生活を続けるためには、まずは近所の皆さんの理解と手助けが必要になってきます。認知症について理解をするきっかけづくりとして、地域では「認知症カフェ」が開催されています。認知症を知る機会、認知症に悩む本人や、介護をする家族のサポートもしてくれる会になります。月に1回の会を通して認知症の理解を深め、地域の方との交流や定期的な運動を行うことは、認知症予防や進行の遅延につながります。

 地域に根付いた医療機関でも「認知症カフェ」を開催していますので、近隣でも探してみてください。詳しくは、医療機関等へ相談を。