整形外科リハビリテーション科

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CLINIC NEWS新着情報

リビングひろしま2月26日号掲載「冷えて固まった体を温め血行を良くして転倒予防を!」

介護 サービス

Q 3月を抑えようとしていますが、まだ寒さがぶりかえす日もあり、体の冷えが気になります。高齢の体にはどんな影響がありますか。(62歳・女性)

A 高齢者のとって、体が冷えることで一番影響を受けるのは、全身の血流が悪くなり、体が固く、動かしにくくなって、転倒するリスクが高まることです。

 血流を良くする方法として有効なのが、運動や入浴です。外に出るのがおっくうな時は、椅子からの立ち上がり運動の繰り返しや、テレビを見ながら伸びをするだけでも血流促進になります。

 また、入浴は水圧もかかることで血流もよくなり、コリや疲れが取れ、体が動かしやすくなります。自宅での入浴が難しい場合は、足湯バケツを活用して、足浴をするだけでもOK。心臓から一番遠いとされる末端の足部の血行が良くなってきます。

 入浴に不安がある人や、自宅での入浴が困難な人は、福祉用具を活用したり、通所系の介護サービスを利用して、入浴ができる環境を続けていきましょう。体を温めて血流を良くすることが、転倒予防につながります。詳しくは、整形外科専門医へ相談を。