整形外科リハビリテーション科

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CLINIC NEWS新着情報

リビングひろしま4月23日号掲載「たかが腰痛、されど腰痛。腰痛から疑われる危険な病気」

リハビリ 腰痛

Q 腰が痛いと腎臓が悪いと聞いたことがあるのですが、本当ですか。(57歳・女性)

A 腰痛症の統計では約97%の方が整形外科疾患であり、残りの3%が臓器の疾患、悪性腫瘍と、ほとんどが生命に危険性のないものや、予後に影響を及ぼさないものとされています。しかし、見逃してはいけない危険なものも存在しているのは事実です。その中には、腎臓を由来とする症状も含まれています。

 腰痛を引き起こす危険なものとしては、膀胱(ぼうこう)直腸障害を伴う脊髄・馬尾障害、腎臓や尿管結石、がん、圧迫骨折、化膿性脊椎炎、急性膵炎(すいえん)、大動脈解離および大動脈破裂、腎梗塞、脾(ひ)梗塞など、腎臓に限らず命の危険性が高いものも含まれています。

 「尿が出にくくなった」「体重が急激に減ってきた」「横になって休息していても痛み続けている」「胸部の痛みを感じる」といったことはありませんか。腰痛に限らず、その他のサインを見逃さないよう、早めに受診していただくことをお勧めします。詳しくは、整形外科医へ相談を。

体のサインを見逃さないで

●尿が出にくい

●体重が急激に減ってきた

●横になって休息しても痛みが続く

●胸部の痛みを感じる